初めて当たった馬券は、マヤノトップガンが勝った1995年の有馬記念でした。それ以来、競馬にハマって30年ほど。
昔は買えるレースは全部買うという、今考えれば無謀なことをしている時期もありました。
今は少しは競馬の勉強もしたので、当たる当たらないは別として、買い方は良くなったかなと思います。
僕はパドックや調教で馬を見る目は全くないと思っています。一番頼りにしているのが馬柱です。
だから競馬新聞または競馬アプリがあれば予想できてしまうんです。
それでは馬柱から穴馬を見つけ出す方法を解説していこうと思います。
【平場レースの予想】
僕は基本的に穴予想です。
競馬の予想で穴馬を探す時は、そのレースの展開と前走の不利などを重視しています。(だいたいみなさんもそうされていると思いますが…)
全馬見ていく余裕はないので、目ぼしい馬だけピックアップしてチェックします。
基本的にはレース映像は見ず、馬柱とラップ(JRA-VANを使っています)から穴馬をチェックしています。
主なチェック項目です↓↓↓
- ハイペースで逃げていた馬
- スローペースで脚を余した馬
- 3~4コーナーで番手を下げながらも、盛り返した馬
この項目に当てはまる馬をストックしておきます。
それでは各項目を詳しく見ていきます。
ハイペースで逃げていた馬
馬柱を見て「H」で表示されているのがハイペース。
しかしハイペースで逃げた馬をただ買えば良いのではなく、ラップを見て、
- 明らかなオーバーペースで逃げ潰れた馬
- 他馬に絡まれて逃げ潰れた馬
この2点に当てはまる馬を探します。
さらにもう1つポイントがあります。
- 逃げ潰れたが1.0秒差以内に踏みとどまった馬
です。
ハイペースで逃げても大敗していては、次走の好走は望めません。
1.0秒差なら約5馬身差。これなら次走逆転の可能性もあります。
そんな馬が出走してきて、なおかつ単騎逃げが望めそうなメンバーなら買いです。
スローペースで脚を余した馬
スローペースのレースは馬柱の「S」で示されています。
この時のポイントは
- 後方から追い込んでいる
- メンバー最速の末脚を使っている
この2点です。
この時も1.0秒差(5馬身差)以内の負けを目安にします。
ここで気をつけたいのが、他の上位馬も追い込みだった場合です。
これだと他にも追い込んでこれている馬がいるので、追い込み不利とは言えないからです。
狙い目は他の上位入線馬が逃げ先行で、1頭だけ追い込んで脚を余した場合です。
こんな馬は次走、ペースが速くなりそうなレースや直線の長いコースで狙うと良いです。
馬券の買い方
券種は
- 単勝(または複勝)
- ワイド流し
このどちらかですが、単勝(複勝)1点の方が多いですね。
平場は情報が少ないため相手を絞りづらいです。
そのためワイドだと相手を間違えたら、本命馬の穴馬を見つけても的中に繋げられませんからね。
【重賞レースの予想】
中央競馬の重賞では、まず平場同様以下のチェック項目に当てはまる馬を選びます。
- ハイペースで逃げていた馬
- スローペースで脚を余した馬
- 3~4コーナーで番手を下げながらも、盛り返した馬
その他に過去10年の傾向も参考にして、5頭程度に絞ります。
過去10年の傾向はJRA-VANを参考にしています。
馬券の買い方
本命は人気薄、だいたい5〜8番人気あたりの馬で、条件に合う馬を選びます。
基本は本命からのワイド(2~4点)です。
重賞では時々ボーナスとして、「◎-○▲-印」の3連複フォーメーションを買うこともあります。
ただ3連複は無駄になる買い目が多すぎるので、あまりすすんでは買いません。
例えば上の印「◎-○▲-印」で「3連複を20点買って70倍が当たった」とします。回収率350%(3.5倍を1点で当てたのと同じ)ですね。万馬券100倍が当たったとしても回収率500%。しかも買い目のうち19点はハズレということになります。
でも「◎-○▲」で「ワイドを2点買って15倍が当たった」場合は、回収率750%です。厚めに買えば万馬券にも匹敵します。
このようなことから、重賞では主にワイド2~4点を買うようにしています。
【地方競馬の予想方法】
地方競馬は主に交流重賞、そして時々大井の平場を買います。
交流重賞の予想
交流重賞はこれらの本を見て、近年の傾向を参考に軸を決めます。
選ぶ軸は1番人気以外です。もし人気馬しか選べないようだったら見します。
地方交流重賞は穴馬を軸に入れた2頭軸の3連複、または穴馬からのワイド流しを買います。
地方はあまり配当がつかないので、資金配分にも気をつけています。
地方の平場は、単勝のみです。
展開の向きそうな穴馬を見つけます。過去のレース動画はチェックする余裕がないので、見るのは馬柱のみです。
大井ダ1200は好きですね。結構荒れるので。
【高知ファイナルレースの予想方法】
あと買うのが高知のファイナルレースです。
馬柱を見てもどの馬が人気になるのか分からないほど混戦なレースですが…
意外と1番人気が馬券に絡むことが多いのです。
僕が買う馬券は、その1番人気馬の複勝1点(または単勝)。混戦で難しいレースほど、簡単な馬券の方が回収率が高いのです。
ただ1番人気を見極めるのが、なかなか難しいですよね。直前でオッズも大きく変わることも多々あります。
僕が目安にしているのは、3連複の人気です。3連複で1番人気の馬を、僕の中の1番人気としています。
単複以外で買うとすれば馬連。
本命から9、10番人気の2頭に流します。
何故9、10番人気かと言うと、オッズがいいから。
回収率が意外といいんです。
【購入金額】
1日に買うのは1~3レースで、負けてもあまりショックを受けない金額で買っています。
買うレース数が少なければ、穴が取れればすぐに回収できますからね。
的中率より回収率重視です。
馬が好きなので、細く長く競馬を続けていきたいと思っています。