馬券の中でも配当の妙味がある「馬単」。ただし的中難易度が高く、初心者には少しハードルが高いとも言われます。この記事では、馬単の基本から買い方のコツ、馬連との違いや効果的な資金配分まで、分かりやすく解説します。
馬単とは？｜馬連との違いもわかりやすく解説
競馬の馬券の中でも、「馬単（うまたん）」はやや上級者向けのイメージがありますが、コツさえつかめば初心者でも狙える魅力的な馬券です。
馬単とは、1着と2着になる馬の組み合わせを、着順通りに当てる馬券のこと。例えば、1着が⑤、2着が⑦の場合、「馬単⑤→⑦」が的中馬券になります。
一方で、「馬連」は1着・2着を順不同で当てる馬券です。順番まで問われないため、的中しやすい分、配当は馬単よりも低くなる傾向にあります。
つまり、馬単は当てにくい分、当たった時のリターンが大きい馬券なのです。
馬単の基本的な買い方｜1着・2着の着順固定がカギ！
馬単の買い方の基本は、「1着固定」または「2着固定」です。以下の2つのパターンを覚えておくと、レースに応じて使い分けができます。
（1）勝てそうな馬を1着固定にする馬単
◎おすすめの買い方：「馬単1着固定流し」
勝つ自信のある本命馬がいる場合、その馬を1着に固定し、2着候補を複数選ぶ形です。
例：⑤→②③⑦（計3点）
（2）人気馬を2着固定にする馬単
◎おすすめの買い方：「馬単2着固定流し」
1番人気の馬などを2着に固定し、他の馬が勝つことに賭ける方法です。人気馬が2着に負けた時は、高配当を狙えます。
例：②③⑦→①（計3点）
馬単の“裏表買い”は要注意！馬連との違いを理解しよう
馬単でよくある買い方が「裏表買い」です。
これは「馬単①→②」と「②→①」の両方を買って、馬連①－②に似せる方法です。
しかし、馬単の裏表買いは馬連の2倍の資金が必要になる上、配当が馬連の2倍以上になることは稀。そのため、実際には効率が悪いことが多く、馬単で裏表買いをするくらいなら馬連を選んだ方が賢明なケースもあります。
馬単で高配当を狙う！おすすめの戦略とタイミング
馬単で高配当を狙うには、次のようなシチュエーションを狙うのが有効です。
- 単勝で狙える馬がいるときに馬単を活用
→1着固定流しでリターン増 - 人気馬をあえて2着に固定する
→「勝つと思われていた馬が2着」で配当UP - 2着候補を絞れるレース
→点数を絞って効率的に
馬単と馬連を両方買う場合の資金配分のコツ
馬単と馬連の両方を買う場合、資金の配分が非常に重要です。例えば：
●「馬連メイン＋馬単サブ」
→安定性重視。大半の資金を馬連に使い、馬単は少額にしてボーナス狙い。
●「馬単メイン＋馬連保険」
→配当重視。馬単でリターンを狙い、馬連は“トリガミ”回避用に少額購入。
オッズを事前に確認して、損をしない買い方を意識することが大切です。
まとめ｜馬単は「勝てる馬」が見える時に使おう！
馬単は、勝つ馬を見極められる時にこそ狙いたい馬券です。馬連より的中難易度は高いものの、その分魅力ある配当が得られるチャンスも広がります。
- 着順を固定した買い方が基本
- 馬単の裏表買いは非効率になりやすい
- 馬単と馬連の併用は資金配分がカギ
初心者の方でも、今回のポイントを押さえれば、無理なく楽しめる馬単の買い方が見えてくるはずです。少額からでもいいので、ぜひ一度チャレンジしてみてください！
