札幌芝1800mは、洋芝100%&右回りというローカル色の強い中距離コース。
スタート地点は4コーナー出口付近で、最初のコーナーまでの距離は約180mと短く、序盤から先行争いが激化しやすいのが特徴です。
直線も約266mと短めなため、勝負どころで一気に加速できる「機動力」や「コーナーワークの巧さ」が求められます。
この記事では、JRA-VANの過去3年のデータをもとに、枠順・脚質・血統傾向を徹底分析。
勝率・回収率・狙える血統まで、馬券攻略に直結する情報を網羅しました。
【札幌芝1800mのコースの特徴】

画像引用 : JRA
札幌芝1800mは、スタンド前からスタートするコース。スタートから最初のコーナーまでは約180mと短く、先行争いは激しくなりやすいものの、枠順の極端な不利は見られません。
コース全体はほぼ平坦で、直線は約266mとJRAの芝コースの中では短い部類に入ります。3~4コーナーは緩やかなカーブで、外からでもスムーズに加速しやすい。後方一気よりも逃げや好位からの抜け出しが有効です。
洋芝主体の芝コースであり、他場よりも時計がかかりやすく、パワーとスタミナを兼ね備えた馬が好走しやすいのが特徴。スピードだけで押し切るのは難しく、持続力と洋芝適性が問われます。
【札幌芝1800mの枠順傾向】
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 出走数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 9 | 8 | 8 | 67 | 13.4% | 25.4% | 37.3% |
| 2枠 | 6 | 10 | 7 | 67 | 9.0% | 23.9% | 34.3% |
| 3枠 | 7 | 8 | 5 | 86 | 8.1% | 17.4% | 23.3% |
| 4枠 | 7 | 10 | 8 | 92 | 7.6% | 18.5% | 27.2% |
| 5枠 | 9 | 5 | 6 | 97 | 9.3% | 14.4% | 20.6% |
| 6枠 | 6 | 5 | 9 | 98 | 6.1% | 11.2% | 20.4% |
| 7枠 | 16 | 11 | 10 | 105 | 15.2% | 25.7% | 35.2% |
| 8枠 | 7 | 10 | 14 | 109 | 6.4% | 15.6% | 28.4% |
データ引用 : JRA-VAN(過去3年)
- 7枠は勝率・連対率ともに高く、外枠ながら好走傾向が見られる。
- 1枠・2枠も複勝率が30%超と安定感あり。
- 中枠(3〜6枠)はやや苦戦傾向で、特に6枠は勝率6.1%と控えめ。
【札幌芝1800mの脚質傾向】
| 脚質 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 12 | 11 | 12 | 41 | 15.0% | 28.8% | 43.8% |
| 先行 | 42 | 40 | 35 | 123 | 17.4% | 34.1% | 49.7% |
| 差し | 11 | 12 | 14 | 139 | 6.1% | 12.7% | 20.4% |
| 追込 | 2 | 4 | 6 | 215 | 0.8% | 2.4% | 5.2% |
データ引用 : JRA-VAN(過去3年)
- 「先行馬」が最も安定した成績を残しており、勝率・複勝率ともにトップ。
- 「逃げ馬」も好成績で、前に行く馬が強い傾向が顕著。
- 「差し馬」はある程度健闘しているが、前残りの展開になると厳しい。
- 「追込馬」は極めて苦戦しており、よほど展開や馬場が向かない限り好走は難しい。
- 総じて、札幌芝1800mは「前有利」のコースで、位置取りの重要性が高い。
【札幌芝1800mの血統傾向】
| 種牡馬 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 1着-2着-3着-着外 | 単回収率 | 複回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ドゥラメンテ | 32.3% | 35.5% | 54.8% | 10-1-6-14 | 209.4% | 98.4% |
| キズナ | 20.0% | 32.0% | 40.0% | 5-3-2-15 | 118.0% | 77.6% |
| ハービンジャー | 9.3% | 23.3% | 30.2% | 4-6-3-30 | 169.3% | 89.8% |
| スワーヴリチャード | 21.4% | 50.0% | 57.1% | 3-4-1-6 | 129.3% | 97.9% |
| エピファネイア | 8.8% | 17.6% | 29.4% | 3-3-4-24 | 19.1% | 51.5% |
データ引用 : JRA-VAN(過去3年)
- ドゥラメンテ産駒は圧倒的な勝率・単回収率。札幌芝1800mの適性が非常に高く、本命候補。
- スワーヴリチャード産駒も複勝率57.1%と高水準。出走数は少ないが高確率で好走。
- ハービンジャー産駒は単回収率・複回収率が優秀で穴馬として狙いやすい。
- キズナ産駒は安定感があり、好配当にもつながりやすい。
- エピファネイア産駒は出走数の割に回収率が低く、過信は禁物。
【札幌芝1800mまとめ】
札幌芝1800mは「洋芝平坦×コーナー4つ×短直線」といった特殊な構造。馬群が凝縮しやすく、内枠の先行馬には序盤有利、しかし距離1800mのゆえ逃げはスタミナが影響。そのため「先行馬+外寄り枠+器用な走り」の組み合わせが狙い目です。
血統では、ドゥラメンテ・ハービンジャー・スワーヴリチャードなど、洋芝適性兼持続力型が活躍。逆に、スピード重視や差し粘り型の馬は条件不向きと見るのが妥当です。
【他場の芝1800m】
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「なんとなくの感覚」や「オカルト的な読み」ではありません。
▶ 過去10年の傾向データ
▶ 馬場・展開・通過順位・上がりの傾向
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つまり、「なんとなく」で選ぶのではなく、
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