フランス・ドーヴィル競馬場の芝1600mは、世界でも珍しい完全直線のマイル戦。
真夏のフランスを代表するマイルG1「ジャックルマロワ賞」をはじめ、数々の名勝負が繰り広げられる舞台です。
起伏のない平坦コースと良質な芝が織りなす高速決着、あるいは渋馬場でのスタミナ勝負まで、幅広い適性が問われるこのコースの特徴を詳しく見ていきます。
【ドーヴィル競馬場 芝1600mの特徴】

出典 : JRA
コース概要
- 完全直線コースで1600mを一気に走り抜ける
- 馬場は平坦で起伏なし、走りやすい設定
- 芝は弾力に富み、良馬場では高速決着が多い
【ドーヴィル芝1600m馬場傾向】
- 良馬場:スピード能力が最大限問われる
例:2013年ムーンライトクラウド 1:33.39(レコード) - 渋馬場:極端に時計がかかる
例:1999年ドバイミレニアム 1:44.30(不良馬場)
【血統構成】
血統傾向のまとめ
- 欧州血統の優位性: 特に「Galileo」や「Dubawi」などの欧州系種牡馬が多く、これらの血統を持つ馬が好成績を収める傾向があります。
- 母系の影響: 母系に「Sadler’s Wells」や「Danehill」などの血統を持つ馬も高いパフォーマンスを見せることが多いです。
- 重賞レースでの活躍: これらの血統を持つ馬は、G1レースでの活躍が目立ち、特にPrix RothschildやPrix de Dianeなどでの好成績が確認されています。
ドーヴィル競馬場の芝1600mコースでは、欧州血統を持つ馬が特に注目されます。これらの血統を持つ馬は、コースの特徴に適応しやすく、好成績を収める傾向があります。今後のレースでも、これらの血統を持つ馬に注目することで、より深い理解と予想が可能となるでしょう。
【騎手から見た乗りやすさ】
- コーナーがないため進路ロスや馬群包まれのリスクが低い
- 枠順の有利不利は少ない
- 序盤で息を入れ、後半にリズム良く加速するのが好走パターン
【レースの進行傾向】
- 新潟直線競馬のようにスタンド寄りを走るのが一般的
- 直線のみのため、純粋なスピード比べになりやすい
- 3歳馬と古馬のトップマイラー対決が見どころ
【代表的なレース】
- ジャックルマロワ賞(G1)
過去の優勝馬にミエスク、ゴルディコヴァなど欧州競馬史の名馬多数 - ドーヴィル競馬場で行われるG1のうち、5つがこの直線コースを使用
- ロートシルト賞(G1)
- ドーヴィル・アメリカンジョッキークラブ賞(G2):フランス調教馬限定の3歳以上のマイル戦。
- ドーヴィル・フリーハンデ賞(G3):3歳以上のマイル戦。
【まとめ】
ドーヴィル競馬場の芝1600mは、ほぼ平坦な直線コース形態で、スタートからゴールまでコーナーがなく、純粋なスピードと持久力が問われます。
序盤から落ち着いたペースになりやすく、逃げ・先行馬が優勢な一方で、馬場状態の悪化や風向きによって差し馬の台頭も見られます。
欧州競馬らしい長い直線での末脚比べが魅力で、瞬発力と粘り強さを兼ね備えたタイプが好走しやすいコースです。
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